名画と静寂に包まれる美の空間

松下美術館は、実業家・松下兼知氏の個人収集をもとに設立された私立美術館です。1993年の開館以来、国内外の多彩な美術品を収蔵・公開しており、霧島地域の文化拠点として親しまれています。
館内には、印象派の巨匠モネ、ルノワール、ピカソをはじめとする西洋画、そして横山大観や東山魁夷などの日本画、陶芸、書、彫刻など多ジャンルの作品が展示されています。収蔵点数は約3,000点におよび、常設展示とともに企画展も定期的に開催されています。
建物はシンプルかつ落ち着いた構造で、ゆったりとした展示空間が確保されており、来館者は静かな環境の中で作品とじっくり向き合うことができます。周囲を自然に囲まれたロケーションも魅力のひとつで、訪れる人に癒しと感性の刺激を与えてくれます。
また、美術館の一角には喫茶スペースやミュージアムショップもあり、作品鑑賞後のひとときをゆったりと過ごすことができます。