四季折々の絶景が織りなす、国指定名勝の渓谷

長門峡は、山口県を代表する美しい渓谷で、四季折々の自然美を満喫できる人気の観光スポットです。阿武川が長い年月をかけて創り出した、約5kmに及ぶ渓谷は、国の名勝にも指定されています。

春には新緑が芽吹き、ヤマザクラが咲き誇り、生命力あふれる風景が広がります。夏には清流での川遊びや、涼やかな風を感じながらの散策が楽しめます。秋には全山が紅葉に染まり、息をのむような絶景が広がります。特に11月上旬から中旬にかけては、水面に映る紅葉が幻想的な雰囲気を醸し出します。冬には雪化粧をした渓谷は、静寂に包まれた幻想的な世界へと変わります。

長門峡の楽しみ方は様々です。渓谷沿いに整備された遊歩道を歩きながら、奇岩や滝、深淵など、変化に富んだ景色を楽しんだり、JR山口線沿いに位置するため、SLやまぐち号が走る姿を間近に見ることができます。また、道の駅「長門峡」では、地元の特産品やお土産を購入したり、食事を楽しんだりできます。周辺には、西日本有数のシダレザクラの名所として知られる徳佐八幡宮や、散策で疲れた体を癒すことができる願成就温泉、登山やハイキングを楽しめる十種ヶ峰など、様々な観光スポットがあります。