初代内閣総理大臣・伊藤博文の生家

初代内閣総理大臣・伊藤博文の生家一帯は、伊藤公記念公園として整備されており、伊藤公資料館、旧伊藤博文邸、伊藤公の生家、産湯の井戸などが残されています。
レンガ造りの明治風建築が目を引く伊藤公資料館では、伊藤博文の遺品や資料が展示されており、彼の業績と幕末から明治末までの日本の歩みを学ぶことができます。
旧伊藤博文邸は、伊藤博文の遠祖である林淡路守通起の没後300年を記念し、林一族と伊藤家が集う法要のために建てられました。伊藤博文自身が基本設計を手がけ完成を望んでいましたが、明治42年(1909年)に暗殺され、完成を見ることなくその生涯を閉じました。平成16年(2004年)に大規模な補修工事を終え、現在は一般公開されています。
秋になると、旧伊藤博文邸や伊藤公の生家の周辺は、紅葉やイチョウが美しく色づき、歴史的な建物と自然が織りなす美しい景観を楽しむことができます。