自然の彫刻!冒険心をくすぐる奇岩の世界

ひき岩群は、市街地から約5km離れた丘陵地に広がる奇怪な形の岩山が連なる独特の風景が特徴のエリアです。これらの岩山は、まるでひきがえるの群れが天を仰いでいるかのように見えることから「ひき岩群」と名付けられました。

ひき岩群の中でも特に目を引くのが「蟾蜍岩(ひきいわ)」です。この大岩は、下から見上げると大きなひきがえるが天を仰いで雨を呼ぶ姿に似ており、その形の面白さから評判をよび、昭和3年に和歌山県の天然記念物に指定されました。

ひき岩群は、自然観察路が整備されており、ハイキングを楽しむことができます。ごつごつした岩と鬱蒼とした森、多様な動植物が生息するこのエリアは、市街地近くにありながら大自然と絶景を堪能できるスポットです。

ハイキングコースは、ふるさと自然公園センターからスタートし、岩屋観音への参道へ入り、裏山の新西国三十三番霊場めぐりへと進みます。 新西国三十三番霊場めぐりは30分程度で周遊することができ、道中はひき岩群特有の地形と絶景が楽しめます。帰り道は行きと同じ道を戻ることができます。