鮮やかな朱塗りの社殿

熊野川のほとりに佇む熊野速玉大社は、鮮やかな朱塗りの社殿が印象的な神社です。主祭神は熊野速玉大神と熊野夫須美大神の夫婦神で、その他十二柱の神々が祀られています。その他十二柱の神々が祀られています。古くから熊野信仰の中心地として栄え、多くの参詣者を集めてきました。熊野速玉大神は水の動きを神格化した神様と考えられており、雄大な熊野川の河口に位置する新宮市の象徴とも言える存在です。

境内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが鮮やかな朱塗りの社殿です。その美しい色彩は、周囲の緑豊かな自然と調和し、神聖な雰囲気を醸し出しています。また、境内には樹齢1000年を超えるナギの巨木があり、国の天然記念物に指定されています。この巨木は、熊野速玉大神の御神木として崇められ、訪れる人々に深い感銘を与えます。

熊野神宝館には、檜扇をはじめとする1000点以上の国指定文化財が収蔵されており、熊野の歴史と文化に触れることができます。また、熊野川の河口近くに位置しているため、周辺の自然景観も楽しめます。