関東3大堰のひとつ

江戸幕府が成立し、安定期に入り始めた寛永年間(1624〜1644)、関東郡代となった伊奈半十郎忠治は、洪水を防ぐために鬼怒川と小貝川を分離しました。
そして取手市戸田井付近の台地を切り開き、利根川と合流する今のような小貝川の流路が完成しました。
小貝川は鬼怒川と切り離されることで川の流れが安定し、寛永7年(1630)には岡堰が設けられました。
岡堰にためられた水が用水となり、相馬二万石と呼ばれる広大な新田が誕生しました。
現在、春には水神岬の桜がきれいに咲いています。
ゴールデンウィークには中の島で毎年恒例の「鯉のぼりプロジェクト in 岡堰」が開催され、空を泳ぐ色とりどりの鯉のぼりを見られるほか、子どもたちが楽しめるイベントが開催されています。