木曽川沿いの憩いスポット

岐阜県坂祝町に位置する行幸公園(みゆきこうえん)は、日本ラインロマンチック街道沿いに整備された静かな公園で、散策や休憩に適した東屋やトイレが完備されています。
この公園の名称は、昭和2年(1927年)11月に昭和天皇が木曽川の景観を鑑賞されたことに由来しています。公園内には「行幸巌(みゆきいわ)」と呼ばれる岩があり、昭和天皇がこの岩に登られたとされています。その際の記念として、当時の岐阜県知事である大野氏により「行幸巌」と命名され、記念碑が建立されました。
平成3年には、木曽川を一望できる公園として整備され、訪れる人々にとって、歴史と自然を同時に感じられる場所となっています。
堤防上はサイクリングロードとしても利用されており、ウォーキングやサイクリングの途中で立ち寄るのにも最適です。また、堤防を下った先には駐車場やトイレも整備されており、利便性も高いスポットです。