都電荒川線の始発駅でレトロな雰囲気が魅力

三ノ輪橋停留場は、東京都荒川区にある都電荒川線(東京さくらトラム)の起点となる停留場です。東京都内で唯一残る路面電車「都電荒川線」の出発点として知られており、どこか懐かしさを感じさせるレトロな雰囲気が人気です。
停留場はアーチ型の駅名看板や木製のベンチ、花壇など、昭和の面影を残す温かみのあるデザインで統一されており、鉄道ファンや観光客のフォトスポットとしても注目を集めています。周辺には下町らしい商店街や、地元密着の飲食店も多く、都電の旅のスタート地点として最適です。
また、三ノ輪橋停留場から終点の早稲田停留場までの路線全体を楽しむ「都電一日乗車券」を利用すれば、沿線の観光地めぐりにも便利です。
近隣には、都電の歴史を紹介する小さな資料館「三ノ輪橋おもいで館」もあり、あわせて見学すれば都電文化により深く触れることができます。館内には、かつて都内を走っていた都電の写真、沿線の地図、昔の切符や部品、制服などが展示されており、都電の移り変わりを身近に学ぶことができます。また、運転席のシミュレーターや模型もあり、子どもでも楽しみながら見学できます。