絶景と歴史が織りなす聖地

成田山不動寺は、昭和39年に真言宗智山派の大本山である千葉県成田山新勝寺から不動明王を勧請し開山された寺院です。標高200メートルの場所に位置し、境内からは三里松原や遠くは本州まで見渡せる絶景が広がります。除災延命、家運隆昌、交通安全の守護神として、多くの人々に親しまれています。
成田山不動寺の本尊は不動明王です。成田山新勝寺の国宝不動明王像は、嵯峨天皇の勅願により弘法大師空海が一刀三礼して敬刻開眼されたと伝えられ、現世祈祷、済世利人の不動明王像として知られています。平将門の乱の際には朱雀天皇の密勅で将門調伏護摩の本尊とされたことでも有名です。成田山不動寺もそのご利益を受け継ぎ、除災延命、家運隆昌、交通安全などのご利益があるとされています。
境内からは、三里松原をはじめとする岡垣町の美しい自然を一望できます。特に天気の良い日には、遠く本州まで見渡せる絶景が広がります。四季折々の風景も素晴らしく、春は桜、秋は紅葉と、一年を通して様々な表情を楽しむことができます。