奥三河の暮らしと心を伝える

奥三河郷土館は、道の駅「したら」内に位置する郷土博物館で、奥三河地域の自然、歴史、文化、民俗を紹介しています。 1960年に「設楽町郷土博物館」として開館し、1977年に現在の名称に改称されました。 2021年には道の駅「したら」の開業に伴い、現在の場所に移転・再開館しました。

館内では、設楽町産の桧材を使用した温かみのある内装の中で、「奥三河のくらしとこころをつたえる」をテーマに、自然や生きもの、大地の成り立ち、人々の暮らしと社会の始まり、歴史、民俗などをテーマごとに展示しています。

また、屋外には、かつて豊橋鉄道田口線で活躍した車両「モハ14」が静態保存されており、地域の交通の歴史を感じることができます。

さらに、2025年5月には、設楽ダム建設により水没する地区の民話を紹介するパネル展が開催され、地域の伝承文化の保存・継承にも力を入れています。