筑後三代社のひとつ

福岡県大川市にある風浪宮(ふうろうぐう)は、約1800年の歴史を持つ由緒ある神社で、地元では「おふろうさん」の愛称で親しまれています。海上安全や厄除け、交通安全のご利益があるとされ、地域の人々から厚い信仰を集めています。
最大の見どころは、国の重要文化財に指定されている本殿です。室町時代に建てられたとされるこの本殿は、木造建築の美しさと重厚感を今に伝えており、建築や歴史に関心のある方に特におすすめです。また、境内には珍しい石造の五重塔があり、写真スポットとしても人気です。
毎年2月には「風浪宮大祭」が開催され、多くの参拝者でにぎわいます。この祭りでは、伝統芸能の奉納や露店が並び、地域の文化を体感することができます。