全国でも珍しい温泉の滝

丸尾滝は、霧島温泉郷の温泉水が流れ落ちる全国でも珍しい“温泉の滝”です。高さ約23メートル、幅約16メートルのスケールで、硫黄を含んだ温泉水が川に合流し、そのまま滝となって落下するという特異な地形によって生まれました。
滝の水は青白く濁っており、これは温泉成分によるもので、通常の河川とは異なる独特の景観を生み出しています。水量が豊富で流れも力強く、近くで見るとその迫力に圧倒されます。
周囲は自然に囲まれており、春の新緑、夏の涼感、秋の紅葉、冬の湯けむりと、四季折々の風景とともに滝の美しさを楽しめます。特に寒い季節の早朝や雨上がりには、滝から立ち上る湯けむりが幻想的な雰囲気を醸し出します。
国道223号線沿いに位置し、駐車場や遊歩道も整備されているためアクセスも良好です。霧島神宮や霧島温泉郷とあわせて立ち寄りやすい観光スポットとして、多くの観光客に親しまれています。
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