季節ごとに異なる景観を楽しめる

津久井湖は、相模原市の北西部に位置する人造湖で、昭和40年に城山ダムの完成によって誕生しました。相模川の支流である道志川をせき止めてつくられたこの湖は、相模原市民の水源として重要な役割を果たすと同時に、観光やレクリエーションの場としても親しまれています。
湖の周辺には「津久井湖城山公園」が整備されており、自然とふれあいながらゆったりとした時間を過ごすことができます。公園内には、湖を見下ろせる展望デッキや散策路、芝生広場があり、子ども連れのファミリーや散歩を楽しむ人々に人気です。また、かつての津久井城跡を活用した「パークセンター」では、地域の歴史や自然に関する展示が行われており、学びの場としても充実しています。
秋には湖周辺が紅葉に彩られ、特に「名手橋」付近からの眺めが美しく、写真愛好家の撮影スポットとしても知られています。春には桜が咲き誇り、季節ごとに異なる景観を楽しめるのも津久井湖の魅力のひとつです。
車でのアクセスが便利で、中央自動車道「相模湖IC」や「相模原IC」からも近く、都心から日帰りで訪れることができます。周辺には直売所や飲食店も点在しており、地元の農産物や食事を楽しむことも可能です。