幕末の軍艦を体感できる

開陽丸記念館は、北海道江差町の海沿いに位置する歴史施設で、幕末にオランダで建造された軍艦「開陽丸」を実物大で復元した展示館です。旧幕府海軍の象徴的存在だった開陽丸は、戊辰戦争の際に榎本武揚らが乗船し、江差沖で座礁・沈没した歴史を持っています。
館内には、引き揚げられた当時の遺物や資料、模型などが展示されており、開陽丸の構造や当時の航海の様子をわかりやすく学ぶことができます。また、船内は自由に見学でき、操舵室や士官室、大砲の展示など、当時の雰囲気を間近で体験できます。
子ども向けの体験コーナーや映像資料も充実しており、家族で訪れても楽しめる内容となっています。歴史ファンはもちろん、船や幕末の文化に興味のある方にもおすすめのスポットです。江差の歴史を深く知ることができる貴重な場所として、多くの観光客に親しまれています。